給食だより
2019年5月27日 (月)
6月 給食だより
蒸し暑い日が増えてきました。この季節は食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすい時期です。手洗いうがいをしっかり行い、食品の取り扱いにも十分気をつけて元気に過ごしましょう。
むし歯を予防する
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6月4日は、むし歯予防デーです。むし歯は、むし歯菌が糖分をもとに酸をつくり、この酸が歯の表面を溶かすことで起こります。子どもの歯は軟らかく、むし歯になりやすいため、毎日の歯磨きでむし歯を予防することが大切です。また、健康な歯をつくるためにもバランスのよい食事をよく噛んで食べることを心がけ、清涼飲料水などをだらだら飲まないように注意しましょう。
食中毒に注意!手洗いはかかさずに
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じめじめとした梅雨が続き、気温の高いこの時期は、細菌の繁殖に適した条件が揃い、食中毒が増える季節です。食品管理に注意することはもちろん、子どもたちに下痢や腹痛、嘔吐などのつらい思いをさせないためにも、手洗いを徹底させましょう。食中毒予防の基本は、「菌をつけない」こと。トイレの後や食事の前には、必ず石鹸で手を洗う習慣を守ることが大切です。
よく噛む習慣をつけましょう
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よく噛むことは、唾液の分泌を促します。唾液には、むし歯予防・消化を助ける・脳の働きを活性化させて集中力や記憶力をアップするなどの効果があります。噛みごたえのあるものをよく噛んで食べることを心がけましょう。
便秘や下痢のときの食事
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食物繊維が多い食べ物は便秘の解消に効果があります。ほうれんそうなどの野菜類やいも類、プルーンや柑橘系の果物などをメニューに加えましょう。水分を十分に摂ることも大事です。一方、下痢のときは、おかゆやうどん、白身魚、豆腐など消化がいいものを与えましょう。肉類や揚げ物など脂肪を多く含むものや繊維質が多い海藻や根菜、乳製品や柑橘類は控えるようにします。
お弁当の日
- 6月14日(金)はお弁当の日になります。宜しくお願い致します。
2019年4月25日 (木)
5月 給食だより
- 園生活にもそろそろ慣れてきた様子ですが、この時期は突然体調を崩してしまう子どももいます。子どもたちの表情や食欲などの変化に十分注意しながら、体調管理に気をつけていきましょう。
食べきれる量で、嫌いな食べ物をなくす工夫を
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幼児の場合、うまく咀嚼できなかったり、初めての食べ物にとまどったり、苦味を感じるなどで、食べ物を嫌いになることが多いようです。食べやすい味つけや盛りつけ、おいしそうに食べて見せるなどの工夫をしましょう。最初は食べきれる量で。「食べきれた!」という達成感が次回の食欲につながります。
また、「これを食べるとお肌がつるつるになるよ~。これは筋肉になるよ」などと、効能を教えてあげてもよいでしょう。
食事の前後には手洗いの習慣を
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食事の前は、手を清潔にするとともに、「これからごはんを食べるよ」という合図の意味で手洗いをします。食べ終わったら「ごちそうさま」をして、食べ物で汚れた手を洗いましょう。食事の前後の手洗いは、習慣にすることが大事です。
食事はマナーよりも楽しさ優先で
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食事は、楽しく食べることがいちばんです。0~2歳児は、まだマナーは二の次で大丈夫。大人と一緒の食卓で、和やかに会話をしながら食事をさせましょう。食べこぼしが気になる場合は、テーブルの下にシートを敷きます。
食が細い子やむら食べには
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食べる量には個人差があります。少食でも、成長曲線に沿っていてバランスよく食べていれば心配いりません。また、子どもはそのときの気分で食欲が変わることも。
2~3日単位でトータルで食べていれば、むら食べは気にしないで。
*5月17日はお弁当の日になります。よろしくお願いします。
2019年3月25日 (月)
4月 給食だより
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暖かな春風に包まれ、入園・進級の日を迎えました。職員一同、子どもたちを喜んで迎えています。給食室では、旬の食材を使った安全でおいしい給食を提供してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
給食が始まります。
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当園では、味や栄養に配慮した献立で給食作りを行っています。地元の旬の食材を使ったり、子どもたちが食に興味を持てるよう、職員一同、日々工夫をこらしてまいります。
朝ごはんを食べましょう。
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朝食は、体にプラスなことばかりです。
- 体温を上げることで体が活動的に。
- 血糖値を上げて脳にエネルギーを。
- 噛むことで、脳が目覚める。
- 1日の食品数が増える。
- 胃腸が活発になり、便秘解消に。
保育園の食事になれるために
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初めのうちは、子どもたちも新しい環境のなかで過ごすことに、不安や緊張を覚えていることと思います。どんな人がどんな場所で給食を作っているのかを知ることは、安心につながりますので、ご家庭でも話題にしてみてください。
また、みんなで食事することの楽しさに気づけるように、保育者や調理担当者で協力して進めていきたいと思います。
離乳食の開始の目安
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赤ちゃんは、5~6か月になると、母乳やミルク以外のものが少しずつ消化できるようになります。ふだんの様子を観察して、➊首がすわって大人が支えるとお座りができる、➋大人の食事をじっと見たり、食べ物を見ると欲しそうによだれや声を出す、➌授乳の間隔がだいたい4時間おきになっているなどが見られたら、赤ちゃんのきげんがいいときに離乳食を開始しましょう。
- 4月19日はお弁当の日になります。宜しくお願い致します。
2019年2月26日 (火)
3月 給食だより
- 卒園・進級を控えた子ども達の表情は、自信にあふれてきらきらと輝いています。一年間に身長や体重は、どれくらい成長したでしょくか?一年間のご家庭での食生活も子どもとともに振替ってみましょう。
一年間の食事を振り返りましょう
- この1年を通して、どれだけ旬の食材を味わえたでしょうか?春は菜の花、春キャベツ、夏はナスやピーマン、秋は栗にサンマ、さつま芋、園で収穫したものもあります。旬の味を知ることで、それぞれの食材が持つおいしさを、伝えていけたらと思います。また、三食の食事のバランスや食事のマナーは守れていたでしょうか?ご家庭でも一年間の食事を振り返ってみましょう。
食生活をチェックしてみましょう
□食事の前に手を洗うことができた。
□食事の準備や片付けを手伝うことができた。
□「いただきます」と「ごちそうさま」を言えた。
□姿勢を正しく食べることができた。
□スプーンやはしを上手に使うことができた。
□よく噛んで、味わって食べることができた。
□楽しく食べることができた。
□三食は決まった時間に食べることができた。
□朝食をかかさず食べた。
□毎朝、赤・黄・緑の食品群からバランスよく食事ができた。
※7つ以上にチェックできるように頑張りましょう
ひな祭りの行事食
- ひな祭りには、昔からちらし寿司やはまぐりのお吸い物を食べる習わしがあります。ちらし寿司のえびには「長生き」、れんこんは「見通しがきく」豆には「健康でまめに働ける」という、縁起かつぎがあります。はまぐりは2枚の貝殻がぴったり合う様子から、「夫婦なかよく」の意味があり、昔は花嫁道具として持たせていました。女の子の幸せを願った行事食です。
生活習慣病の予防を
- 3歳ごろからの急な体重増加は、内臓脂肪の蓄積となり、高血圧、糖尿病へのリスクを高める恐れがあります。生活リズムの乱れ、運動不足やお菓子の食べ過ぎ、偏食など、食生活や習慣の見直しをお願い致します。
3月19日(金)お弁当の日になります。よろしくお願いします。
2019年1月28日 (月)
2月 給食だより
暦の上では立春を迎えますが、1年で一番寒い時期です。かぜやインフルエンザに負けず元気に過ごすには、食事が大切です。バランスよくいろいろなものを食べるようにしましょう。
節分の行事食
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旧暦では立春が1年の始まりとされ、立春の前日である節分には、無病息災を祈って行う豆まきなど、新しい年の厄をはらう行事があります。節分に食べる太巻き寿司を「恵方巻き」といい、その年の恵方を向いて無言でお願いごとをしながら食べきると、縁起がよいとされています。ご家庭で子どもと恵方巻きを作って食べ、楽しく1年の健康と幸せをお祈りしましょう。
丈夫な体をつくる食べ物
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病気から子どもの体を守るために、食生活で免疫力を高めましょう。朝は、味噌汁や納豆などの発酵食品を含むメニューで酵素を摂りましょう。毎日の食事には、卵、魚、肉、大豆製品などのたんぱく質を多く含む食品をバランスよく選びましょう。また、野菜や果物からビタミンの摂取を忘れずに。冬の時期は、1日に1個、みかんを食べることで手軽にビタミンCを摂ることができます。
風邪には消化のよい食事を
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発熱、下痢などの症状を伴う風邪の回復には、十分な水分補給と胃腸にやさしい食事にします。おかゆは水分を多めにして、少量の塩を加えたものを。吐き気がなければ、やわらかく煮た野菜スープや卵がゆなどでもOKです。
遊び食べへの対応
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乳幼児は、ある程度おなかが満足すると、食事に集中できなくなります。食べ物や食器で遊んだり、いすから下りて立ち歩くなど遊び食べを始めたら、「ちゃんと食べようね」と声をかけ、赤ちゃんの場合は大人が食べさせましょう。それでも口を開けなくなったら食事の切り上げ時です。「もうごちそうさまにしていいかな?」と確認して、食べる様子がなければ食器を下げてしまいます。
2月15日(金)はお弁当の日になります。よろしくお願いします。
2018年12月25日 (火)
1月 給食だより
- 冬休みはどのように過ごされますか?各ご家庭でおせち料理やお雑煮など、お正月料理をたくさん食べられることと思います。
お正月休み明け、早寝、早起き、バランスの良い食事で体調を整え、今年も元気に過ごしましょう。
正月の行事食(おせち料理)
- 色とりどりのおせち料理は、見ているだけで気持ちが華やぎます。見た目の美しさだけではなく、数の子は「子孫繁栄」、鯛は「めでたい」、こんぶは「よろこぶ」、黒豆は「まめに暮らせるように」など、それぞれの食材が持つ意味も伝えてみましょう。意味を知ることで、子どもたちがよりおせち料理を身近に感じることと思います。今年一年の幸せを願って、ご家族で一緒においしく味わえるといいですね。
食事の前後には手洗いの週間を
- 食事の前は、手を清潔にするとともに、「これからごはんを食べるよ」という合図の意味で、手洗いをします。食べ終わったら「ごちそうさま」をして、食べ物で汚れた手を洗いましょう。食事の前後の手洗いは、習慣にすることが大事です。
栄養がつまった冬野菜
- だいこん、かぶ、はくさい、こまつななど、寒い冬に備えて育つ野菜には、ビタミンAやビタミンCなどの栄養が豊富です。食物繊維を多く含む「ごぼう」や「れんこん」は、お通じをよくし、鍋料理やスープなどにすると、体も温まります。
離乳食を与えるときは声掛けを
- 離乳食は、赤ちゃんに栄養を与えるだけでなく、食べることの楽しさを教えることが大切です。赤ちゃんの様子を見ながらひとさじずつ与え、「おいしいよ」「にんじんだよ」など、やさしく声掛けをしましょう。
2018年12月18日 (火)
12月 給食だより
今年も残すところ、1ヶ月となりました。朝晩冷え込み、空気も乾燥してくるので風邪もにきやすくなります。また、ウィルスや細菌による嘔吐や下痢の予防のために、手洗いをしっかりしていきましょう。
家族で食事を楽しむ機会をつくりましょう。
- 12月~1月は、クリスマスやお正月などで家族や親しい人と共に食事が出来るよい機会です。大勢で食べる喜びや安心感は、料理を一層おいしく感じることにもつながります。また、行事食を通して食への興味が深まる効果も期待できます。是非、楽しい食事の時間を設けてあげて下さい。
できるだけ食事のお手伝いを
- 冬休みは、普段より親子で一緒に過ごす時間があります。そこで、お子さんに食事のお手伝いを呼びかけてみてはいかがでしょうか。買い物で一緒に食材を選んだり、簡単な下準備を手伝ってもらったりなど、まずは子どもができる範囲で参加することから始めてみましょう。そして、「ありがとう。おいしいよ。」のひと言で、子どもの食への関心を高めていきましょう。
離乳食の完了と幼児食
- 食事からほぼすべての栄養を摂ることができ、奥の歯茎で食べ物を噛み潰すようになったら離乳食は卒業です。食材をもう少し大きく、少しかために調理して幼児食に進みましょう。まだ、刺激が強い香辛料は控え、味付けは控えめにします。
はじめての調理実習
- 10月31日、バンビ組で初めての調理実習を行いました。カップケーキに生クリームやチョコスプレーでトッピングをしました。子ども達も、とても楽しそうで作ることの楽しさ、食べることの喜びを感じてもらえたかな?と思いました。おうちの方にも、エプロンや三角巾など用意をしていただき有難うございました。
お弁当の日
- 12月14日(金)は、お弁当の日にまります。お願い致します。
2018年10月25日 (木)
11月 給食だより
- 寒い日が増え、秋の駆け足で過ぎそうですね。これからは、温かいものや冬野菜のおいしい季節です。
給食でも、体の温まるメニューを色々取り入れています。寒い日には体を温める根菜類を食べ、十分睡眠
をとり、寒さに負けない体でこれから迎える寒い冬を乗り切りましょう。
離乳食について
★★★ 9ヶ月~11ヶ月頃 ★★★
【1日の回数】1日3回
【食材】おかゆは5倍がゆにします。豚肉、牛肉、植物油も使用できます。卵は全卵を与えることができます。
【調理の状態・味付け】歯茎でつぶせるバナナくらいのかたさが目安です。少量なら砂糖、塩、しょうゆ、味噌
などが使えますが、薄味を心がけましょう。
【1回の目安量】子供用茶わん1杯くらい
★★★ 1歳~1歳半 ★★★
【1日の回数】1日3回+おやつ
【食材】軟飯が食べられるようになります。食材は、大人とほぼ同じものが使用できますが、刺激物やかたいもの
繊維が多い肉、生の野菜は与えられません。
【調理の形状・味付け】肉団子くらいのかたさが目安。はちみつやトマトケチャップ、マヨネーズなども使えます。
【1回の目安量】子供用茶わん1杯~1杯半くらい
【注意点】離乳食を食べた後に、じんましんや下痢、嘔吐などのアレルギー症状が出た場合は、すぐに小児科
へ受診してください。
七五三のお祝い
- 七五三のお祝い
11月15日の七五三は、子どもの健やかな成長を祝う行事です。男の子は5歳(3歳で祝うことも)、女の子は
3歳と7歳でお祝いします。昔は乳幼児の死亡率が高く、子どもの成長は現在以上に貴重で、喜ばしいこと
でした。また、七五三で食べる千歳飴には、「千年長生きできますように」という願いがこめられており、飴の色
も縁起がよい紅白です。当日はお赤飯をたいたり、お祝いの食事会を開いたりして祝います。
食が細い子・むら食べ
食が細い子やむら食べには、食べる量には個人差があります。小食でも成長曲線に沿っていて、バランス
よく食べていれば心配要りません。また、子どもはその時の気分で食欲がかわることも。2~3日単位で
トータルでむら食べは気にしなくてよいかと思います。
お弁当の日
- 11月16日(金)はお弁当の日になります。 宜しくお願い致します。
2018年9月26日 (水)
10月 給食だより
10月が近づきだいぶ過ごしやすくなりました。ますます活動的になる季節でまた実りの秋ですね。さんま、きのこ、りんご、くりなどおいしい食材が出回ります。旬のものは栄養も豊富です。秋の味覚を味わいながら、風邪に負けない体を作りましょう。
おいしく味わう幼児食
- 楽しく食べられること、「おいしい」と味わえることが何より大切なこの時期には、本物の味を知ることが必要です。「うまみ」という繊細な味わいがわかる日本人の味覚のベースは、だしにあります。幼児の食事こそ本物との出会いの場にしたいですね。また、見た目にもおいしそうだったり、シャキシャキ、ポリポリ、などいろいろな食感が楽しめたりできるような盛り付けやメニューも工夫しましょう。
保育園人気献立レシピ
- 保育園の給食やおやつで子ども達、先生方に人気の簡単なレシピを掲載したいと思います。毎日の食事作りやおやつの参考にしていただけたらうれしく思います。
☆やきおにぎり☆
材料 米・・・1合 めんつゆ(濃縮のもの)・・・大さじ2くらい(お好みで)
ごま油・・・大さじ2 お好みでゴマやかつお節・・・大さじ1くらい
作り方 ①研いだお米とめんつゆを炊飯器の釜に入れ1合の目盛りまで
水を入れスイッチオン。(ゴマやかつお節は一緒に入れて炊く。)
②炊けたらおにぎりをにぎる。
③お椀などに、ごま油を入れおにぎりの両面に少しつける。
④フライパンで両面焼く。
⑤焦げ目が付いたら完成。
できあがったものをラップに包み冷凍して朝食やおやつの時にレンジでチンッ。
忙しい時に便利です。
※ ごま油はほんの少し付けば大丈夫。
2018年8月24日 (金)
9月 給食だより
- 気候の変化がはげしく、残暑に台風、朝晩の冷え込みで体の疲れが出やすい時期です。夏の疲れで体調をくずさない
ためにも、多くの種類の食べ物を沢山食べて、元気に過ごしましょう。
食材を五感で感じよう
- 秋といえば『食欲の秋』。是非、親子で一緒に食材に触れる機会を作りましょう。
例えば、泥のついたじゃがいも。洗う前、表面はぼこぼこに感じます。しかし、皮をむくと、つるっとした手触りになり
白いでんぷんが出てきます。鍋に入れて煮ると、よい香りがしてほっくりとした触感に大変身。このように、たった1つの
食材でも、子供たちは実際に体感することで、食への興味が深まり、食べ物がおいしく感じられることでしょう。家庭でも
いろいろな食材に触れ、五感で感じられる体験をしてみましょう。
秋においしい食べ物 → おいしい食材の見分け方
- 根菜類・・・表面が乾燥していないもの。(表面が柔らかいものは傷んでる証拠)
きのこ類・・・かさの部分に厚みがあり、開き具合が少ないもので表面が乾燥していないもの。
栗・・・表面の鬼皮の色が濃く、硬くて艶があるもの。
ぶどう・・粒が揃っていて張りがあり果軸が緑色のもので、表面に白い粉がついているもの。
9月のお弁当の日は21日(金)になります。宜しくお願い致します。